琵琶湖環境整備100円募金
琵琶湖募金_2002.08.10
近年バスフィッシングに対する風当たりが強く、行政、漁協組合より、リリース禁止、ワーム使用禁止などの要請が大会主催者宛にきています。我々釣り人も自然環境、回復を真剣に考える時期です。このまま放置するとモロコ、フナは愚かブラックバスまでも激減します。
そこで我々ボート協会が主体となり、釣り人一人一人が1日につき100円を募金していただき下記の事業を行います。
■ 主な事業計画
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1.湖底のワーム・ルアーの回収
2.湖底のライン・仕掛け等の回収
3.釣り場周辺のゴミ回収
4.稚魚の放流(モロコ・フナ)
5.琵琶湖の自然環境を守る為の事業
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■ 募金箱設置店募集 ■
琵琶湖環境整備100円募金の「募金箱」を設置いただける釣具店、ボート関係店などを募集しております。業種に捉われず飲食店などでも結構です。お気軽にお問合せください。
おねがい
組合からのお知らせ_2002.6.19
■ お願い ■
組合として提出する各種資料のデータ収集等で、さまざまなアンケートを行ったりする予定ですので、ぜひご協力の方、よろしくお願いいたします。
■ パブリックビューイング ■
6月18日 PM2:30 滋賀県知事が外来魚リリース禁止条例案の要綱を発表したことに伴う、パブリックビューイングの期間が設けられました。詳細は以下の通りです。
●ご意見・情報の提出期間●
平成14年6月19日(水)~平成14年7月18日(木)まで
●提出方法●
1.郵送 〒520-8677(住所不要)
2.ファックス 077-528-4846
3・電子メール dg00@pref.shiga.jp
●提出先●
滋賀県琵琶湖環境部自然保護課
●その他●
1.ご意見・情報をお寄せいただく様式は特に定めていませんが、必ずご住所、お名前、電話番号は明記してください。(ご意見の内容以外は公表しません)
2.ご意見・情報は、日本語で提出して下さい。
●お問合せ先●
滋賀県琵琶湖環境部自然保護課
電話番号 077-528-3485
皆様の意見をパブリックビューイング期間中に、 県の自然保護課まで提出されるように広くお願いします。
パブリックコメントはこちらから⇒http://www.pref.shiga.jp/d/shizenhogo/tekisei/index
レポート
活動報告_2002.06.19
滋賀県フィッシングボート共同組合 更新日 2002.05.08
■ 滋賀県知事へ陳情書提出 ■
20026年6月10日に組合より、滋賀県知事あてへリリース禁止案や生態調査、外来魚買い上げ制度などに関しての「陳情書」を提出致しました。
原文参照はこちらをクリックして下さい。 ⇒クリック
■ 第2回 シンポジューム 「今:琵琶湖の現状を話しあう」 ■
2002年5月18日(土) 200人以上の参加者を集め、琵琶湖畔のホテル琵琶湖プラザにて第2回シンポジュームが「今:琵琶湖の現状を話し合う」をテーマに開催されました。当日は特別ゲストとしてアメリカからコーネル大学教授でラージマウスバス研究の権威である「ディビットグリーン博士」を迎え、パネラーとして霞ヶ浦・北浦湖面調整委員会の副会長、テレビ等でおなじみの村田基氏、行政からは滋賀県農政水産部水産課 水産振興担当主幹 藤原公一氏、滋賀県漁連青年部より、会長の戸田直弘氏、他副会長など、各方面からお越しいただきました。行政からは外来魚についての行政方針の説明を、漁協側からは漁業者から見た釣り人についての意見を述べていただき、各種参考資料を使い、勉強させていただきました。新聞社数社、県会議員数名もご参加いただきましてシンポジュームとして無事に開催させていただくことができました。各方面のご協力、ありがとうございました。
今後も第3回、第4回とシンポジュームを開催していく予定ですので、皆様のご参加お待ちしております。
第1回 湖底清掃ワーム等回収事業
活動報告_2002.05.16
5月12日(日) ダイバーによる湖底清掃が行われました。当日は13人のダイバーにより、山ノ下湾沖、浮き漁礁周辺にて行われました。前週の天候のせいもあり、濁りが入っておりましたので、もともと透明度の低い水域ですので、作業も思うようにははかどらず、あいにくの状況でしたが、まず第一歩を踏み出しました。
滋賀県フィッシングボート共同組合 更新日 2002.05.16
琵琶湖 湖底清掃
湖底清掃_2002.05.05
■ 琵琶湖環境整備100円募金で集まりました募金にて、主な事業の一つとして琵琶湖の湖底にたまったワームやルアー、ライン等の回収作業を行っております。ダイバーに依頼し湖底のごみを回収すると言う地道な作業ですが、少しでも琵琶湖の環境改善に役立つことを願っての活動です。今後も継続的に活動を続けますので、皆様方のご支援、ご協力をお願いいたします。
<第1回 湖底ワーム類回収>
日時 : 平成14年5月12日
開催場所 : 琵琶湖南湖 山ノ下湾
開始時間 : AM11:00~
主催 : 滋賀県フィッシングボート共同組合
琵琶湖環境整備100円募金運営委員会
お問合せ TEL 077-573-5533 FAX 077-373-0962
陳情書原文
活動報告_2002.05.02
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陳情書
滋賀県知事 国松善次 殿
平成14年6月7日
陳情書
拝啓 日々我々県民のためにご努力いただき心より感謝しております。 滋賀県フィッシングボート共同組合は、県全域の、釣り船やバスボート保管業者(47業者)が加盟し、平成13年12月に法人登記をいたしました共同組合です。以下の点を要望いたしたく、少しばかりのお時間をいただきたくお願いするしだいです。
(1) ブラックバス・再放流(リリース)禁止に関する要望
(2) ブラックバスの琵琶湖食害実態調査・協力のお願い
(1) 外来魚を駆除することには組合員もなんら依存ありません。琵琶湖の環境を少しでも昔に戻し、モロコやフナの釣れる琵琶湖を願っています。ただし、再放流禁止については反対です。下記に根拠(理由)を述べます。
(ア) 当共同組合が釣り人1000人にアンケート調査(調査機関平成14年1月から6月末まで)琵琶湖でリリース禁止になれば700人が来ない、と回答しました。この結果からも明らかように、リリース禁止になれば、我々組合員は廃業に追いやられます。我々組合員の事業所には少なくとも4・5人の従業員が居ます、その家族が路頭に迷い、失業し、死活問題となります。
(イ) リリース禁止にしても外来魚が減ることは望めません。釣り人の「釣圧」は、ある程度、外来魚の繁殖を抑制している面があります。その釣り人が来ないとなれば、外来魚が減ることも有り得ないと思います。
(ウ) バス釣り客の経済効果は年間、県内消費金額80億にのぼる額です。これこそが、滋賀県の観光資源と言えるのではないでしょうか。この金額は、琵琶湖を訪れる釣り人は年間96万人であり、これに先のアンケートで答えてもらった一人当たりの消費金額(8700円)を乗じて算出した物です。
(エ) 我々共同組合は、行政や漁業者が外来魚を駆除する事には反対いたしません。ただし、琵琶湖を生活の源とする者として、リリース禁止をせず、有効利用できる余地を残していただけるようにする事こそが共存共栄であり、適正利用だと確信いたします。
(オ) リリース禁止をする前に利害関係者が一つのテーブルについて真剣に討論するべきです。そして、ブラックバス・ブルーギルの影響についても専門的な調査・研究が必要です。「当組合では、アメリカ連邦水産・釣・行政機関(US FISH & WILDLIFE SERVICE)の協力を得て、40年以上のブラックバス・ブルーギル・スモールマウスバスの研究実績を持つ、コーネル大学、サウスダコダ大学の、水産生態学博士の協力を得て、これから3年間にわたる琵琶湖の外来魚実態調査を、琵琶湖の生態学者、漁連、等と共同で行う予定を進めています。カーネル大学グリーン博士には、既に5月18日来日、琵琶湖においでいただき、琵琶湖博物館中井博士、県漁連関係者、等にお会いいただいており、現在調査実施に向けて準備を進めています。日本ではじめての本格的実地調査で滋賀県にとりましても内外に胸の張れる貴重な資料になると信じています。県政とされましては、出来ましたら共同調査等、力強いご協力をお願いいたします。
(カ) 琵琶湖の資源を生活の基礎としているという点では同じ漁業者には補助金を出し、我々業者は廃業につながる施策には疑問を感じます。どちらも善良な市民であり、納税者です。この点についての県民の生活をあずかる行政としてどのようにお考えですか。
以上述べました理由により、リリース禁止は検討すべき点がまだまだ多く、実効性の伴わない条例になりかねません。我々つり船業者は30数年前はモロコやフナの釣船業で始まりました。その後、在来種が釣れなくなり、しかたなくバス釣りに投資をし、企業努力をして時代の流れにそって懸命に生活を維持してきました。こうした点を考慮せず、それでもリリース禁止の条例や規則等が出来るのでれば、当組合としましては、大変に不本意ではありますが、廃業に伴う補償をを申し出る事になります。
(3) 琵琶湖適正利用懇話会について
第1回懇話会(平成13年7月17日)の議事録の中には、本懇話会も県の付属機関に準ずるものとして位置づけられておりますので、会議は公開とするとあります。
* 当日西川会長より、このような会議は議論の過程を県民の方々に広く知っていただくことが公平性を保つ上で重要、とありました、また、そのことについての「意義ありませんか」と確認をした際にも、委員全員が異議なしでした。(懇話会会議の公開についての議事録より)
* 私(寺田・共同組合代表理事)は第1回より懇話会:小委員会:公聴会:を拝聴いたしました。公開であることの意義、公平性に満足していましたが、最後の懇話会の前(2月末日)に一部の委員が(数名)非公開で集まり、そこで1泊し、非公開の会合を持たれたことに対し、憤りを抱かずにはいられません。これは会議等に足を運んだ者に対する背信行為と言ってよく、すべてが公開の場での話し合いで決まると信じていた県民への裏切りといえます。不信感でいっぱいです。
* さらに指摘しておきたいのは、その非公開の会合に行政職員も参加していたと言うことです。
* 懇話会の当初の精神を考えるならば、当日にどのような話し合いがあったのかを公開するべきだと思います。非公開の会話を公開し、なぜそのようなことをしたのかという理由が明らかにされない限り、懇話会の知事への提言書は公平性がなく、汚れた提言書になると思います。
* この事実に対し懇話会の西川会長、滋賀県知事、県議会議員の皆様はどのようにお考えですか。私としましては、大変失礼な表現かも知れませんが、一部の心無い委員のために後味の悪い懇話会となりました。大変に残念です。
(4) 外来魚、買い上げについて
滋賀県水産課の資料から見ますと昭和60年から外来魚の買い取りが開始されて17年経っています。外来魚買い取りについては反対しません、しかし、資料の写真(回収外来魚の内容)をご覧下さい。本来は買い上げの対象外の魚がはっきりと写っており、これで見る限り、全体の3分の1が対象外の魚です。たまたま平成14年3月に撮った写真ですが、他の場所でも同様の事例があることが考えられます。たまたまこの日だけ混じったとか、それとも、17年前から常態化しているのか。
* 全体の1割程度なら漁業者の感情からしかたないと思いますが、全体の3分の1多すぎます。
* 買い上げの代金は国民の税金である以上、監督される県や水産課には実態を調べ、改善すべき点は改善する責務があると思います。真剣に取り組んでください。そしてこのような事実があることが確認された場合は、関係者は反省を重ね、今後このような事のないようにお願いいたします。
上記4点を要望いたしますので、当組合員の心情をご理解いただきますよう、重ねてお願い致します。
平成14年5月吉日
本部 滋賀県大津市衣川1丁目35番8号
滋賀県フィッシングボート共同組合
敬具
組合からのお知らせ
組合からのお知らせ_2002.04.30
■ リリース禁止条例案 廃案運動 ■
ブラックバス・ブルーギルなどの外来魚のリリースを禁止する条例案が県議会に提出されようとしています。ボート組合としてもさまざまな角度から検証し、共存を目指して行動を起こしておりますが、皆様にもご支援をいただけますように、お願い致します。パブリックビューイング期間として、7/18日まで設けられていますので、我々の声を県側に届けたいと思います。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
問合せ先:滋賀県琵琶湖環境部自然保護課 077-528-3485
■ シンポジューム開催 ■
2002年5月18日(土)に2回目となります組合主催のシンポジュームを行います。特別ゲストにカーネル大学教授「デイビット・グリーン博士」(41年にわたってラージマウスを研究)や、村田基氏をお迎えし、釣り人、ショップ、メーカーからの参加者に加え、漁業関係、行政からの出席者を交え、広く意見を頂戴し、少しでも共存できるようにとの勉強会として開催させていただきます。皆様のご参加お待ちしております。お問合せは組合まで。
テーマ : 「今、琵琶湖の現状を話し合う」 パネルディスカッション
開催日時 : 平成14年5月18日(土曜) 18:00~
開催場所 : ホテル琵琶湖プラザ
主催 : 滋賀県フィッシングボート共同組合
後援 : 滋賀県中小企業団体中央会
会場準備のため、今回は出席希望者の受付を締め切らせていただいておりますが、詳しくはお電話にてお問い合せください。 077-577-1313
■ 湖底ゴミ回収 ■
2002年5月12日(日)にダイバーによる初の湖底ごみの回収清掃活動を行います。 湖底にたまったワーム類を中心に当日はダイバー約10名で回収作業にかかります。かねてより、琵琶湖を訪れる釣り人の皆様からご協力いただいております「琵琶湖環境整備募金」で集まりました資金を基に行われ、今後、定期的に規模も拡大しつつ行う予定です。 琵琶湖の環境を少しでも良くしていき、漁業者との共存共栄を願っております。